「愛しの家庭菜園」は、今が夏野菜の最盛期。 今朝はキュウリ、ナス、ズッキーニ、ピーマン、そして、トウモロコシ。 このトウモロコシが今年の目玉。 白い実のピュアホワイト(約50本)、黄の実のサニーショコラ(約120本)が大きく育っています。 今朝は、その中からピュアホワイト3本を収穫しました。
早速、茹でて食べましたが、う・ま・い。 先ず、糖度が違う、食感が違う。 まるで、真珠を食すが如き心地よさ。 トウモロコシ好きの私には、楽しみな早朝の日々が続きます。 感謝。
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「平家物語」巻一にある白河法皇が嘆いた有名な言葉に「天下三不如意」があります。 権勢を誇る法王にしても意のままにならないは「賀茂河の水、双六の賽、山法師」の三つであるというものです。 裏を返すと、この三つ以外は思うようになったと言う意味です。
「賀茂河の水」(かもがわのみず) ・・・ 鴨川の氾濫、洪水は、思うように止められないこと。 「双六の賽」(すごろくのさい) ・・・ 双六のサイコロの賽の目は、思うように出せないこと。 「山法師」(やまほうし) ・・・ 比叡山の僧兵は、思うようになだめられないこと。
「賀茂河の水」は天災ですし、「双六の賽」は確率の問題ですから、これはいかんともし難いことです。 しかし、「山法師」は、時の政治権力に対する抵抗勢力ですから政治です。 つまり、絶大な権力者でも、国の政(まつりごと)は思うようにならないとの例えと言えます。
さて、野田首相にとって最大の不如意である「小沢一郎問題」がなくなりました。 しかし、「消費税増税」、「社会保障制度」、「原発稼働」、「TPP」、「沖縄基地」、「領土外交」、「選挙制度改革」、「行財政改革」などなど多くの不如意課題をどう裁くかが問われています。
でも、国民にとっての最大の不如意は、「民主党政権」と言われないようにご注意を。
不如意克服に直球勝負。