葬式躁とは?

※※※2月22日(水)第2回篠原駅整備推進協議会総会、原稿執筆※※※

 先日、NHKテレビで「ここまで来た、うつ病治療」と言う番組を興味深く観ました。 心の病であるうつ病」の治療に光明が見えてきた様です。

 米国の最先端医療の現場では、うつ病は医師が診断・治療するのではなく、「光トポグラフィー」という脳の血流画像装置で診断します。 心の病である 「うつ病」、「躁うつ病」、「総合失調症」などは症状が似ていることから、的確な判別ができず、有効な治療ができていなかったのですが、この装置では脳の血流量から瞬時にこれらを判別し、有効な治療ができるとのことです。

 日本では、現在の患者数がどの位なのかは知りませんが、私の近くの知り合いにもこの病気で苦しんで居る人がいます。 現在全国14の医療機関でこの検査が行われている様ですが、早期に一般病院でも導入されることを望もます。 何より、病気を判別することにより、最適な薬が与えられることを期待します。

 一方、「躁の病気」について、ある雑誌で、「葬式躁」と言う言葉を知りました。 大概の人は葬式を貰ったような悲しみのどん底に居る時、ほとんどの場合落ち込み「うつ状態」になりますが、まれに、神経が高ぶり逆にはしゃいだり、強気に振る舞う「躁状態」になる人がいるそうです。 これを「躁的防衛」、或いは「葬式躁」というのだそうです。

 確かに、私達も小さな「葬式躁」状態を経験したり、また、その様な他人の行動を見たりします。 民主党菅直人前首相が、首相退陣に追い詰められた時の行動も、この観点から考えると合点がいきます。 様々な事件の背景には、この様な病理的な心理状態や動機があるように感じます。 昨日、判決の出た「山口県光市母子殺害事件」のニュースを見て、人の持つ「心の病」と「心の闇」について考えさせられました。

 健全な精神に直球勝負。