※※※2月7日(木)※※※
2月定例県議会を間近に控えた今日は、終日、各部から上程される案件の聞き取りを行いました。
平成31年度当初予算案、条例改正案、平成30年度補正予算案など、盛り沢山な内容でした。
その中に、元教員の私としては、到底看過できない条例改正案がありました。
それは、公立学校教員の「特勤手当条例」の中の1つである「部活動指導手当」です。
この件については、既に教育現場に広く情報が流れている様ですので、敢えて書きます。
「特勤手当条例」とは、「教職員の特殊勤務手当」のことで、その内容は、次の様なものを指します。
①学校管理下の非常災害時の緊急業務、②修学旅行や林間・臨海学校などの引率業務、③対外競技などの泊を伴う引率指導業務、④学校管理下で行われる週休日などの部活動業務です。
今回、改正されようとしているのは、この内、④の場合で、現行では4時間以上で3,600円の手当を、3時間以上で2,700円に改定しようとするものです。
理由は、昨年出されたスポーツ庁の部活動に関するガイドラインとの整合性です。
つまり、ガイドラインでは、週休日などの部活動は3時間とされたから、手当も上限を3時間2,700円にすると言うものです。
ですから、対外試合などのため、一日中部活動指導をしても、2,700円しか出さないと言う事です。
なんと言う現状知らず、現場無視の発想でしょうか! 怒り心頭とはこの事です。
2月議会でこの条例改定に待ったをかけたいと思います!
教員の働き方改革に直球勝負。