秋篠宮さまの発言

政府は、「政治的な発言ではない」とし、大きな騒ぎにならないように沈静化に努めているように感じたのは私一人でしょうか。

私は、秋篠宮さまの言葉は「主権在民と政経分離を謳った新憲法が同時に象徴天皇制を認めている矛盾」を突いた言葉だと感じました。

第2次世界大戦後、私達日本国民は、「象徴天皇制」の矛盾について、公に議論することなく、むしろ、その矛盾を現実のものとして受け入れて来ました。

秋篠宮さまは、政府や官僚たちが国民の知らないところで進めているこの国の矛盾を、敢えて今、国民に問いかけられたのではないでしょうか。

平成が終わろうとしているこの時期に、この問題を一大論争にして、日本の国体の在り方を考え直すことがあっても良いのではないかと考えます。

私は、この問題は秋篠宮さまが発言した時点で最大の政治問題になったと捉まえています。

象徴天皇制に直球勝負。