近江野球観戦記

※※※8月17日(金)※※※

第100回全国高等学校野球選手権大会3回戦、近江高校 対 常葉菊川高校との試合開始。 今日はテレビ観戦させてもらいました。

近江高校対常葉菊川高校 9-4で近江が勝利し、14年振りのベスト8進出、おめでとう。

試合を振り返ってみます。 先ず、近江の林投手の立ち上がり、今日は快投と言うよりパーフェクト投球。 しかし、その陰に捕手有馬君の好リードが光ります。 手応え十分です。
 
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5回終了、近江4-0常葉菊川。 近江の送りバントが相手エラーを誘い、2点追加。 バントをきちんとすることで、攻撃のリズムが生まれ、チャンスが広がります。
 
攻撃な作戦とは、単に打つだけでなく、打つ状況を作ることです。 自信と過信を勘違いしないことが重要です。
 
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私は捕手出身ですから、プロ野球でも高校野球でも、必ず自分のサインと捕手のサインを照らし合わして観戦しますが、今日の近江の有馬君のサインとは9割合致します。

7回表、内野手のミスでゲッツーが取れず、1点を取られてしまいました。 しかし、この1点を取られた事で、逆に近江が勝利に近づいたと感じした。

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近江が6対1とリードした8回の裏の攻撃。 無死二塁から次打者にバントではなく強行策を採りましたが、これはバントの成否ではなく、また、得点の有無に拘わらず、きちんとした作戦で行かなければなりません。

この後の攻撃で安打が続き、結果として、近江の大量得点でこの作戦ミスは隠れましたが、本当に強いチームになるためには、やはり、理詰めの攻撃が重要だと思われます。

その辺を考え、9点目をスクイズで取りに行ったのは、流石です。

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平成16年の第76回選抜高校野球大会の1回戦で、八幡商業高校は常葉菊川高校と対戦し、1-3と負けていた試合を9回裏に逆転し、4X-3でサヨナラ勝ちをした事があります。

この試合を通じて、試合はゲームセットを宣告されるまで、分からないと言う事を思い知らされた経験があります。

だから、その後の高校野球指導では、今まで以上に、最後までキチンとしたプレーを積み重ねなければならないことを選手達に言い続けてきました。

その点、今日の近江高校バッテリーのインサイドワークは素晴らしいの一言です。 

試合後のインタビューで、多賀監督は勝因について、4番北村君の打撃を挙げていましたが、私は林・有馬の近江バッテリーが勝因だと感じました。

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湖国球児の活躍に直球勝負。