悪しき・古き人間

※※※8月7日(火)※※※

過去の暴力団関係者との交際や不正疑惑が問題視されている日本ボクシング連盟の山根明会長が辞任を表明しました。

その辞任の理由を、夫人からの「私はどういうことがあっても、会長を死ぬまで面倒をみていくから今は楽になってください」との言葉があったと説明していました。

また、その席で、あろうことか、「選手のみなさん、将来、東京五輪に参加できなくても、その次の五輪もあります。頑張ってください」とも発言しました。

4年に1度、しかも自国開催の東京五輪出場を目指して日々鍛錬に励む選手たちには、あまりにも無神経な発言と言わざるを得ません。

連日報道される彼の発言や今日の会見でのこの発言を聞いていると相当に程度の低い人物だと言うことがよく分かります。

これらから、私には、山根会長のあの程度の見識、そして、ワンマン過ぎる性格から、あまり深い考えもなく、「ああしろこうしろ」と言っているように思えてなりません。

これは裏を返せば、山根会長の息子を含む日本ボクシング連盟の一部が山根会長を利用して「やりたいようにやっている」と言うことに他なりません。

これは、今の国の政治にとても似ているように思います。 某総理や某財務大臣、某幹事長を始め、閣僚や要職にある方々の発想も発言も、山根氏と同根です。

そして、この様な要職にある人々を裏で操っている面々が要るというのも真実なのかも知れません。

ボクシングの五輪メダリスト村田諒太選手は、「潔く辞めましょう。悪しき古き人間」とコメントしました。 正に我が意を得たり。

古き・悪しき人々の退場に直球勝負。