翁長沖縄県知事の死

2018-08-08

※※※8月8日(水)※※※

本日、翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事が、膵(すい)がんのため亡くなられました。 心からご冥福を申し上げます。

米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設阻止のため政府と激しく対立してきたリーダーだけに、移設反対派の方々の喪失感は如何ばかりかと思います。

特に、目前に迫る辺野古埋め立ての土砂投入を食い止めるため、前知事による埋め立て承認撤回を進めようとした矢先の悲報だけに、悲鳴が聞こえて来る様です。

3年前、沖縄での研修に寄せて頂いた際に、翁長沖縄県知事から「戦う民意」についての講演をお聞きし、その後、親しくお話しをさせて頂いたことを思い出しています。 

その時の講演内容は、
 
①戦後は生産手段が全て破壊され、沖縄のGDPの50%が基地関連収入となった。 その後、日本復帰時には15%に、今はあれだけ基地があるのに5%まで下がった。
 
②本土からは基地で儲かっていると言われるが、基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だ。 本土の人にそれがなかなか通じない悔しさを理解いただきたい。
 
③沖縄は基地を撤去し、平和の緩衝地帯になることで世界の平和に貢献できる。
 
④国が提訴した代執行訴訟は地方自治法を無視している。 これでは、『法治国家』ではなく『放置国家』だ。 
 
これは、単なる沖縄の基地問題ではなく、「地方自治と民主主義の問題」だ、と熱く語られていたことを思い出しています。

翁長知事の死が、今後、沖縄の基地の行方にどの様に影響するのか、私も注目して行きたいと思います。

沖縄の行方に直球勝負。

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