赤坂自民亭の愚

※※※7月10日(火)※※※ 

赤坂自民亭」というふざけた飲み会のツイッターが発信されたのは、7月5日22時58分、つまり、オウム真理教関連の死刑囚たちの死刑が執行される前夜です。

この日、安倍総理は衆議院議員宿舎会議室で上川法務大臣や若手議員と酒盛りをして親睦を深めたということになっています。

しかし、この日は全国的に大雨が降っており、特に関西・山陰・四国・九州地方では河川が氾濫する危険があり、予断を許さない状況でした。

そんな中、総理大臣を中心に自民党の法務大臣、防衛大臣、復興大臣、政調会長、総務会長が参加し、酒盛りをしていたわけです。

特に、防衛大臣と復興大臣はこの大雨に警戒しなければならない時なのに、一緒に酒盛りを楽しんでいたのですから、この国の危機管理は一体、どうなっているのでしょうか。

このことについては、昨日書きましたが、それと同等に怖いことが、この宴会には隠されていたとされています。

7月5日ということは、その翌日6日に松本智津夫死刑囚を含む、オウム真理教関連の事件の死刑囚7名の死刑が執行されるという日です。

その様な日に安倍総理と上川法務大臣が隣同士で並び、まるでハンコを押すかの様に親指を立てているポーズで集合写真に収まっている写真が拡散しています。

地下鉄サリン事件などでたくさんの人を無差別に殺し、死刑宣告を受けていたわけですから、いずれ刑が執行されるのは当然かもしれません。

また、事件に巻き込まれ、人生を失った人もたくさんいることを考えると死刑は当然だという人もおられる事も理解できます。

死刑執行は法務大臣が認めなければ執行されません。    予め執行日を決め、事前にハンコを押していなければ執行さません。 

前日の夜に上川法務大臣が知らないことは絶対ありませんし、安倍総理が知らないはずもありません。

つまり、この二人は翌日の朝にオウム真理教の死刑囚たちの死刑が執行されることを知っていて、あえて酒盛りをして、その写真を世の中に公開した訳です。

こんな恐ろしい政権は未だかつてありません。 政権も議員も異常気象より異常です。

 赤坂自民亭の無神経に直球勝負。