大谷イップス論

※※※4月20日(金)※※※

阪神タイガースの金本監督、もう、ロサリオ選手と藤浪投手はもう見限った方が良いと思いますよ。 吾らタイガースファンは、彼ら2人と心中するつもりはありませんから。

特に藤浪投手、私に言わせれば、彼の不振は「大谷イップス」です。 言い換えれば、「大谷トラウマ」です。

大谷翔平(アナハイム・エンジェルス)君と藤浪君は、同期生で、2012年春の選抜大会で対戦しています。

花巻東高校(岩手)のエース大谷君 対 桐蔭高校(大阪)のエース藤波君の直接対決は、2-9で桐蔭高校が勝利しましたが、大谷君が藤波君から本塁打を放っています。

しかし、このことが藤波君のトラウマになっているのではありません。 名選手は名選手の底知れぬ素質を見抜くと言いますが、そこのメンタルのことです。

同じ年にプロ野球界に入ってすぐに2人揃って活躍を始めますが、大谷君の素晴らしい投球フォームとそこから繰り出される160Kmの速球に藤浪君は羨望を覚えたはずです。

ところが、藤波君の投球フォームでは、力めば力むほどボールは指に引っかからずシュート回転します。 左打者の膝元を狙ったボールが、外角にスライドしてゆきます。

早く、大谷君の記録した160Kmを出そうとすればするほど、フォームは崩れてゆき、その内、自分本来のフォームも分からなくなって行きます。

メジャーリーグで、投手として素晴らしい成績を挙げ、打者としても活躍する姿を見聞きするほど、その焦燥感は増して行きます。

それが、藤波君の心にさらに伸し掛かかってきます。 こうして、藤波君の精神は、身近にいない大谷君の幻影に攪乱されてしまいます。

以上が、私の藤波投手不調の分析です。 プロ野球評論家やマスコミが書かない私独自の藤波不調に対する「大谷イップス論」ですが、皆様、如何でしょうか。

いずれにせよ、現在の藤波投手には早く見切りを付けないと、タイガースの優勝はありません。

藤浪投手の不調に直球勝負。