国家ぐるみの犯罪

※※※4月17日(火)※※※

止まるところを見せない「森友・加計問題」ですが、首相はこの期に及んでも「自分は指示していない」と他人事の様に強弁しています。

如何に首相が「自分は指示していない」と強弁しても、では、何故、この様に多くの国家公務員がこの様な悪事に手を染めなければならなかったのかという問題に行き着きます。

財務省は、国交省航空局に対してゴミの撤去費用が8億円になるように積算量を増やすように依頼をし、国交省航空局はこれに応じて見積額を変更したのか?

何故、この2省は、森友学園側に8億円も値引き、国有財産をタダ同然に値下げしたのか?

また、加計学園の獣医学部開学についても、10数年に渡り文科省の認可をもらえなかったのに、急展開し開学できたのは何故か?

これまでの情報をつなぎ合わせれば、森友学園との土地取引や加計学園の獣医学部開設は、首相の特別な案件であり、国家公務員が首相のために便宜を図ったことは明白です。

こ2つの案件は、いずれも「首相の交友」と深く関係する案件であり、「官邸主導」で役所を巻き込んで行われた事件であり、国会や国民をだまし続けた犯罪です。

そして、これらは、首相「個人」のために行われた国会議員と国家公務員による「国家ぐるみの犯罪」であり、日本の政治を巡る疑獄事件史を塗り替える異質で異常な政治事件と言えます。

国民は、怒りを通り越し、うんざりしていることをもっと自覚すべきです。もう、いい加減にして欲しい。

国家ぐるみ犯罪に直球勝負。