一角ある爺と孫

※※※2月21日(水)※※※

夏目漱石の「我が輩は猫である」に、「人間は角があると、世の中を転がって行くのに骨が折れて損だよ。」という一節があります。

高校時代の授業でこの話しを聞いたとき、友人から「お前の事や」と言われた事を思い出します。

私は小さい頃より、良く言えば、筋を通す正義感の強い男、一筋縄では行かない性格。 悪く言えば、融通の利かないやりにくい子どもでした。

さて、私の児童・生徒・学生時代を今振り返ると、小学校1年生から高校3年生まで、合計12年間全て、毎年担任が替わりました。

この間の担任12名の内訳は、男6名・女6名です。 そして、この12名の担任の私に対する評価は、見事に両極端、真っ二つでした。

評価して頂いた先生7名(男6名・女1名)、評価してもらえなかった先生5名(男0・女5)でした。

人間は「」があったら損だし、辛いし、苦しいものですが、その「」のを評価し、共感してくれる人達がいて下さったのは幸いです。

さて、私の初孫はこの4月で4歳になりますが、現在、幼稚園に通っています。 娘が、幼稚園での様子を動画などで送ってくれますが、誰に似たのかややこしい性格なのが良くわかります。

良く言えば、筋を通す正義感の強い男、一筋縄では行かない性格。 悪く言えば、融通の利かないやりにくい子どもです。 先生に嫌われない事を祈るような気持ちです。

一角ある人生に直球勝負。