今日は、「第8回 野洲市老人クラブ連合会福祉大会」が開催され来賓出席させて頂きました。
さて私、学生時代に学んだ忘れられない言葉に、「国を潰すには、その国の歴史を消せばよいだけだ」というのがあります。
これは、逆に言えば、「国が栄えるためには、その国の歴史を大切すること」ということになります。
そして、これはそのまま、私達の町や家にも置き換え、我が町と 我が家の繁栄は、「それぞれの家の歴史を大切にすること」という意味でもあります。
最近、私も、3歳の孫の相手をするようになり、つくづくとこの言葉の大切さを感じるようになりました。
「君がここに居るのは、お父さんやお母さんが居て、おじいちゃんやおばあちゃんが居て、そのおじいちゃんやおばあちゃんにもお父さんやお母さんが居て・・・・。」
「君のご先祖様が居るから、君がここに居るんだよ」、「君は決して一人ではないんだよ」ということを、丁寧に伝えて行くことの大切さです。
様々な人生経験をされた皆様方には、永きに渡り活動されてきた経験に加え、生きること、人がこの世に存在することの意味を、若者や子ども達に語り継いで頂きたく存じます。
また、家の歴史だけでなく、この町の歴史についても、丁寧に語り継ぐことを、皆様の役割の一つに加えて頂くと共に、地域の子どもたちを見守って頂きます様にお願い申し上げます。
そのことが、心豊かな子ども達の育成に繋がり、ひいては子ども達の高齢者に対する畏敬の念となり、家や町の繁栄に繋がるものと感じております。
機会があれば私も皆様から、様々なご経験談をゆっくりと伺えたらと思っておりますので、その際には宜しくお願い申し上げます。
結びになりましたが、皆様方の益々のご健康とご活躍、また、野洲市老人クラブ連合会の末永い発展を、心からご祈念申し上げまして、お祝いの言葉とさせて頂きます。 ~ ~ ~
高齢者活動に直球球勝負。