ジェーアラート②

※※※9月3日(日)※※※

この度の北朝鮮によるミサイルの発射に伴い、8月29日午前6時2分にJアラートが発信され、日本国中に衝撃が走りました。

安倍首相は、記者会見で「我が国に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した」と述べましたが、一方で「発射直後からミサイルの動きを完全に把握していた」とも述べています。

また、いつもは首相官邸に泊まらない首相が、この前日には宿泊していたことも判明しており、政府首脳は北朝鮮のミサイル発射を事前に知っていた模様です。

其れならば、首相の発言は「完全に矛盾」しています。「我が国に発射」は、国民の不安と怒りを煽る目的でワザと使ったとしたら大問題です。

事前にミサイル発射を知りながら、発射されてから国民に緊急行動を促したとしたら犯罪にも等しい行為です。 現にJアラートの発信音を起因として、交通事故も起きています。

①朝鮮半島から日本までのミサイル到達時間は10分以内、早ければ数分で通過する。 ・・・ つまり、Jアラートが鳴ってからでは遅い。

②本気でこの時間内に避難地域の全住民が「頑丈な建物や地下」に殺到したらそのパニックで死者が出る。 ・・・ つまり、非現実的な避難を呼びかけるほうが危険。

③相手は海に空撃ちするだけで毎回日本社会と経済を止めることが可能になる。 ・・・ つまり、いたずらに国民を煽ることの方が危険。

それでも、ミサイルが正確に落ちずに、日本落ちてくる可能性やミサイルの部品が落ちてくる可能性、そして、操業船への影響などから致し方なかったとの見方もあります。

真に恐ろしいのは北朝鮮のミサイルではありません。 それを材料に危機を煽る要人であり、朝鮮人を殺せと喜んでツイートする有象無象の〈フツーの日本人〉達ではないでしょうか

危機は上空にはない。 足元にある。」 けだし、名言です。

真の危機に直球勝負。