サイコパス

※※※7月11日(火)※※※

秘書への暴言暴行が報道されている女性国会議員のヒステリックな声を聴いて、「サイコパス」という言葉がフラッシュバックしました。

たしか、大学時代に学んだはずです。 そこで、大学時代の「心理学概論」の講義ノートを探しだし、45年ぶりに開いてみました。

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①「サイコパス」とは、精神病質」、或いは、「反社会性人格障害」等と呼ばれる極めて特殊な人格を持つ人々 のことを指す言葉

②サイコパスの特徴 ・・・  「良心や善意を持っていない」ということ。

良心や善意を持たない」というのは一体どういうことなのか? → マーサ・スタウトは、著書「良心を持たない人たち」の中で、サイコパスの思考回路を支配ゲーム」と定義。

③サイコパスは自分と関係の無い世界に存在する私たちに同情も共感もしないので「退屈しのぎ」くらいの動機で人を騙したり、傷つける。

④サイコパスは他人の存在をテレビゲームの中に登場するキャラクターと同じくらいにしか見ていない。

⑤我々はどんな悪人にも少しくらいは心の底に良心を持っているだろうと無意識的に信じており、サイコパスの存在自体がイメージしにくい。

⑥一度もサイコパス(あるいはそれに極めて近い人物)と関わらないで人生を終える人は少なく、誰でもが出会うし、既に出会っている。

※私たちは、サイコパスという人々が現実に存在し、自分もその被害に遭うかも知れないということを認識しておくべき。

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45年が経ち、やっと大学時代の講義内容を理解したというか、会得したというか、やはり、人生経験が必要だと感じた次第です。

サイコパスの存在に直球勝負。