早実高校(東京)の清宮幸太郎選手が、6月3日(土)に享栄高校(愛知)との練習試合で高校高校通算100号本塁打を放ったことが大きな話題を呼んでいます。
高校球界の通算本塁打記録は、神港学園(兵庫)山本大貴選手の107本が最多とされていますが、果たしてこの記録を抜くことができるでしょうか。
清宮選手には、早くもプロ野球界からラブコールがあるようですが、「超高校級選手」がプロ野球選手として成功するかどうかは分かりません。
あくまで、「超高校級」とは、「高校生の最高レベル」という意味ですから、「普通の大学生のレベル」ということです。
今までたくさんの超高校級選手を見てきましたが、清宮選手は未だ、身体の強さ、速さ、キレの点でプロレベルには届いていないように思います。
大学に進学して、強靭な身体を作り、スイングスピードを上げ、腰のキレを鋭くしてからの方が良いように感じます。
さて、そのことはさて置き、清宮君が高校生の新記録となる108号本塁打を達成する可能性は極めて高いと感じます。
そして、この108と言う数字は、硬球の縫い目と同じ数です。 ひょっとしたら、清宮選手は、そういう星の下に生まれた子なのかもしれません。
また、この108と言う数字は、人の煩悩の数と一緒です。 煩悩だらけの私達の要らぬ心配やおせっかいを超えて大成する子なのかもしれません。
果たして、白球の縫い合わせる「赤い糸」の様に新記録と結ばれるのか、はたまた、煩悩を超えた「1か8」の勝負に勝つか、いずれにしても楽しみなことには違いありません。
108年に一度の逸材に直球勝負。