流れに棹さす政治

※※※6月9日(金)※※※

流れに棹さす」という言葉の意味は、巧みに棹を使い波に乗るのと同じように、「時流に乗って更に勢いを増すような行為」です。

しかし、多くの人は、「川底に棹を突き立てて船の勢いを失わせる行為」と勘違いしているようです。 私もその内の1人でした。

同じようにも、「豹が成長に従い表皮の模様を替えて行くように、国を治める天子も、成長する度に行動や考え方を変えて行かなければならない。」という意味です。

「立派だと思われていた人が、手のひらを返すように変わってしまう。」という意味ではありません。

この度の「もりそば・かけそば問題」に対する政府の対応は、まさに、「流れに掉さす」、「君子豹変す」の間違った方の使い方です。

調査と情報公開を求める国民の声に掉さし、最高権力者は豹変しています。

流れに棹さす」= 国民の声に応え、文科省の文書の存在を確認して情報を公開すること、「君子豹変す」= 権力者は国民から信頼される為政者の姿を示すこと。

これが、本来の意味です。

「もりそば・かけそば」問題に直球勝負。