思い起こせば1985年4月17日。 甲子園球場で行われた巨人戦で、我らが阪神はバース、掛布、岡田がバックスクリーンへ3連発を放ち、逆転勝ちを飾りました。
早いもので、あれから32年。 50年来のタイガースファンの私にも忘れられないシーンです。
さて、今年のタイガース。 大方の予想を裏切る大進劇を見せてくれています。
特に5月6日の広島戦。 5回までに9点差をつけられたタイガースでしたが、実に9点差をひくり返して12-9で大逆転勝利をおさめてくれました。
「優勝するには、奇跡の様な勝利試合が必要」 これは、元タイガース監督の吉田義男氏のことばですが、この9点差逆転勝利は正に奇跡の試合でした。
勝ち始めると嬉しくなってタイガースに振り向くと急に負け始めるといういつものパターン。それが嫌で、最近は「知らんふり作戦」を取ることが多いのですが、思わず乗り出してしまいました。
それもこれも、優勝する場合の必要条件である「奇跡の試合」、「9点差大逆転勝利」が起きたからです。 思わず、「ウフ、ウフフフ」と笑みがこぼれたり、涙が出たりと大忙しでした。
梅雨時期を控えて、持論である「阪神水虫論」(= 不要と言えるものだが、時々掻くと気持ち良くて、必要悪の様な存在)が疼いてきました。 頑張れ、タイガース。
タイガースの快進撃に直球勝負。