激高、傲慢大臣

※※※4月5日(水)※※※

福島第1原発事故の避難住民に関する今村復興相の会見に、国民から資質を問う声が相次いでいます。

記者会見で、質問したジャーナリストに対して、「もう来るな。 二度と来るな」と怒鳴りまくる復興大臣の醜い映像に気分が悪くなったのは、私だけではないでしょう。

気分が悪くなったのは、見苦しいほどに ① 激高した姿 だけではなく、復興大臣なのに被災者に対する ② 思いやりのない発言 もあります。

①大臣自身が、この記者会見を「公式の場」と言いながら、記者の質問に答えられず自分自身がキレてしまい「うるさい」とまで言い放ち、会見を打切ったこと。

②大臣自身が、この記者会見を「公式の場」と言いながら、きちんとした見解・説明を行わず、しかも、被災地への帰郷は「自己責任」と発言したことです。

今村復興相・・・「責任持ってやっているじゃないですか! なんて君は無礼なこと言うんだ! ここは公式の場なんだよ」  記者・・・「そうです」

今村復興相・・・「だから、なんで無責任だと言うんだよ。  撤回しなさい」   記者「撤回しません」

今村復興相・・・「しなさい。  出て行きなさい! もう二度と来ないでください、あなたは」   記者・・・「これは、ちゃんと記述に残してください」

今村復興相・・・「どうぞ。  こんなね、人を誹謗(ひぼう)中傷するようなことは許さんよ、絶対」   記者・・・「避難者を困らせているのはあなたです」

今村復興相・・・「うるさい」  今村復興相は、その後、謝罪したが、野党は批判しています。

これが一国の大臣、しかも復興担当大臣の姿でしょうか?   気に入らないから「黙れ、出て行け」とは、あまりにもひどいと言えます。 傲慢以外の何物でもありません。

何故、こんなに資質に欠けるお粗末な大臣が大勢にいるのでしょうか? 正に、今の政権の本質を表しているのではないでしょうか。

流石に自民党の中の良識あるベテラン議員を中心に、「安倍内閣退陣」の声が上がっているようですが、いつも被害をこうむるのは国民です。

米国大統領の過激な政治手法が話題となりますが、日本の大臣のあほさ加減はどうでしょう? 国民は、心底からもういい加減にして欲しいと思っています。

傲慢大臣に直球勝負。