春の使者・獅子舞

※※※3月22日(水)※※※

例年、3月の20日前後に、三重県伊勢市から伊勢神宮奉納「伊勢大神楽」(獅子舞)が、私が住む野洲市行畑を訪れてくれます。

伊勢大神楽(いせだいかぐら)は、獅子舞を舞いながら諸国を巡り、かつては伊勢神宮、現在では伊勢大神楽講社の神札を配布してまわる神楽師のことを指します。

神楽師達は各戸で竈祓(祈祷)を行う際に獅子舞を舞わせますが、町の鎮守社境内などで「総舞」と呼ばれる娯楽要素の強い芸能を披露します。

その日は神社に露店が出たりもしていて、私が小学生の頃は、神社での獅子舞が何よりの娯楽でした。

私が生まれた(1954年(昭和29年)には三重県の指定文化財となり、長女が生まれた1981年(昭和56年)には、国から重要無形民俗文化財の指定を受けています。

笛や太鼓を奏でながら各家の玄関を廻り、獅子の舞を奉納して頂くのですが、私にとっては正に春の使者で、獅子舞が来ると春の訪れを感じます。

春の使者に直球勝負。