空虚な雰囲気

※※※3月21日(月)※※※

議論や対話について語る時、「ディベート」と「ダイアローグ」という言葉がよく使われます。

ディベート」は、自分の主張を相手に訴えて勝負する「討論」のことで、勝ち負けを競う激しい論争のニュアンスがあります。

一方、「ダイアローグ」は、勝ち負けは付けませんが、対話を通じて、自分や相手の意見も変化させ、新たな意見を生み出してゆく「合意形成」の手法です。

県議会でも様々な考えや専門分野を持つ人が集まっていますが、お互いが自己を主張するだけでは合意形成は進みません。

ましてや、党利党略、私利私欲、自分だけが正義だと考え、自我を通そうとすると、無理が生じます。 その結果、迷惑を被るのは、当事者以外の方々や国民、県民です。

様々な観点から、議論し、討論し、対話を重ねることで合意形成を図りたいものですが、議会や議員という世界や人種は、その前に個人や集団のメンツが立ちはだかります。

今日は、県議会の最終日ですが、半日以上空転しました。 正に政治家のメンツだけの世界、正直、空虚な雰囲気を感じました。

真摯な議論に直球勝負。