第89回選抜高校野球大会が開幕しました。 最近は、開会式で選手が入場するのを見るだけで涙が出てきます。
特に選抜の大会歌「今、ありて」(作詞:阿久悠、作曲:谷村新司)を聴くと、もうダメです。 この歌を聴くと自然に涙が溢れ出てきます。
~ 新しい時の初めに、新しい人が集いて、 頬染める 胸の高ぶり、声高な夢の語らい。 嗚呼、甲子園 草の芽萌え立ち、駆けめぐる風は 青春の息吹か。 今、ありて 未来も扉を開く。 今、ありて 未来も繋がり始める。 ~
私は、教員時代の昭和54年の第52回大会に瀬田工業高校で、平成16年の第76回、平成17年の第77回選抜大会に八幡商業高校で、指導者として選抜大会を経験させて頂いています。
昭和54年、新任で赴任した3年目に瀬田工業高校で出場した第52回選抜大会の時の大会歌は、「日は舞おどる甲子園 」 ~ 陽は舞踊る甲子園 若人よ雄々しけれ。 ~ でした。
平成16年・17年に八幡商業で出場した第76回・77回選抜大会の時は「今ありて」でした。
センバツ高校野球のの実況放送が始まると、この大会歌と共に甲子園球場の芝の匂いを思い出します。
第77回大会の時には、1回戦の羽黒高(山形)との試合が第1試合でしたので、試合前に陽光降り注ぐ甲子園球場の芝生の上を歩かせて頂きました。
選手としての夏の大会の入場行進も経験しましたが、これも、生涯忘れ得ぬ貴重な体験でした。 春の萌えるような芝生の匂いが、私のセンバツの匂いです。
センバツ高校野球大会に直球勝負。