去る、5日は二十四節季の中の「啓蟄」でした。「啓蟄や 命あるもの 地に動き」(堀尾早苗)
「啓」とは「開く」、「蟄」とは虫たちが隠れている様子。 陽気に誘われて土中の虫たちが活動を始めるとされている日です。
今から3~4年前の朝日新聞の「天声人語」には、次のような一文がありました。 「昼からは ちと影もあり 雲の峰」
この句の中には何種類かの小さな生き物が隠れていますが、どの様な昆虫類か分かりますか。
答えは「蛭(ヒル) 、 蚊(カ) 、 蜂(ハチ) 、 蜥蜴(トカゲ) 、 蟻(アリ) 、 蜘蛛(クモ) 、 蚤(ノミ)」の7種類です。
「ひる か ら はち とかげ も あり くも のみ ね」 誰が考えたのか知りませんが、上手に作られています。
2月定例県議会は、来年度の予算を審議する議会でもありますが、波乱万丈です。
さて、この議会の終盤で何が飛び出すか分かりません。 蛭か、蚊か、蜂か、蜥蜴か、蟻か、蜘蛛か、蚤か、それとも大蛇が出るか。
虫の居所に直球勝負。