消防団組織の充実

※※※1月8日(日)※※※

平成29年度 野洲市消防出初式に参列させて頂き、県議会議員を代表して、ご挨拶を申し上げました。

野洲YFL(Yasu Fire Ledies)の皆さんと画像に含まれている可能性があるもの:11人

各分団の皆さん画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、大勢の人

~ ~ ~ 皆様、改めまして、新年明けましておめでとうございます。 心も新たに野洲市消防出初め式が挙行されるにあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。

本日ご参集下さいました、消防団員の皆様、自主消防組織 ・ 自衛消防隊の皆様には、平素から消防・防災の最前線で活動くださり、地域住民の安全・安心を守るために献身的なご尽力を頂いております。 心より敬意を表しますと同時に、感謝を申し上げます。 

また、先程、表彰状、感謝状等の表彰をお受けになられた皆様、誠におめでとうございます。 心からお祝いとお慶びを申し上げます。

さて、本県では、毎年500件前後の火災が発生しており、多くの命や財産が失われていると聞き及んでおりますが、火災はもとより、地震や豪雨などの自然災害や事故などに対応する消防機関の使命は、益々重要となってきております。

とりわけ、消防団には、将来にわたり地域防災力の要として、欠くことのできない、また、掛け替えのない存在であることから大きな期待が寄せられています。

消防団が地域防災力の要として期待される理由は、①団員の皆様が管轄域内に居住・勤務されていることから、地元の事情に精通した地域密着性があること、②常備消防職員の5倍以上の団員数を有し、豊富な動員力があること、③日頃からの消防防災の教育訓練を受けており、災害発生時に即時に対応できる能力を有していること、この3点が挙げられます。

一方、滋賀県下の消防団員数を見てみますと、平成27年4月時点で、男性団員約9,030人、女性団員約160人、総数約9,200人と聞いております。

しかし、今後、消防団員の減少や高齢化が懸念される中で、「地域防災力の充実・強化」を図るためには、地域の消防団員を長期的に確保してゆくこと、とりわけ若い人材の確保、女性消防団員の加入・促進に向けた取り組みが、喫緊の課題となっています。

このため国では、平成25年に「消防団員を中核とした地域防災力の充実・強化に関する法律」を制定し、地方公共団体にも、消防団への加入促進対策が義務付け られています。

具体的には、公務員の兼職特例や事業所・大学などへの協力要請、さらには、消防団員の処遇改善などの取り組みが実施されており、消防団員の加入・促進に向けた取り組みが進んでいます。

これらの取り組みにより、域住民の理解が深まり、感謝を込めた制度として定着すると共に、消防団組織の充実・強化の一助となればと願っております。

県民の皆様の「命と財産」を守り抜くことは、「政治や行政に 求められる 究極の使命」です。 私も私なりの立場で、これからも全力で取り組んで参ります。

結びに、消防団員並びに自主消防組織・自衛消防隊の皆様には、今後とも市民の生命と財産を守るために、尚一層のご尽力を頂きますことを、心からご期待申し上げ、本日の出初め式に際しましてのご挨拶とさせていただきます。 皆様、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 ~ ~ ~

放水演技画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、空、屋外

野洲中学校「消防クラブ」の生徒6名画像に含まれている可能性があるもの:2人、屋外画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)、屋外
 
地域防災に直球勝負