私立中学入試問題より
問題:一郎君は家の前のバス停Aを午前8時のバスで出発し、20km離れたバス停Bに8時40分に着いた。 さらに、バス停Bから時速3kmで歩き、11時10分にY公園に着いた。
一郎君のお母さんは、一郎君がお弁当を忘れていることに気付き、自転車で届けることにした。 お母さんが家を午前8時20分に出発し、時速39kmで追いかける時、一郎君に追いつくのは何時何分何秒か。
解答はさておき、お母さんが追いかける自転車のスピードが時速39kmって・・・・? このお母さん、どの様な服装で、どの様な自転車で、どの様な走法で追いかけたのでしょうか?
さて、この様に実態とかけ離れた計算だけの問題や解答ではなく、ある新聞記事で小学生のテストで愉快な勘違いや間違いの回答例が紹介されていました。
②小学2年生の国語の試験問題 「テストの時、残り時間がなくなると、あ**。 **にことばを入れよ」 → 「あうと」(正解:「あせる」)
③小学4年生の理科の試験問題 「氷が溶けると水になるが雪が溶けると何になるか」 → 「春になる」(正解:水になる。)
③小学6年生の社会の試験問題 「消防署の人が、24時間交替で働いているのはなぜか」 → 「ずーと起きていたら無理があるから」(正解:何時、火事が起こるか分らないから)
④中学1年生の国語の試験問題 「次の4文字熟語の*に当てはまる漢字を入れよ。 『品*方*』、『*肉*食』」 → 「品川方面」、「焼肉定食」(正解:「品行方正」、「弱肉強食」)
⑤中学2年生の国語の試験問題 「『父は裸のままの千円札を出した』という文から、あなたの思ったことを書け。」 → 「父は変態だと思う」(正解:紙に包むか封筒に入れた方が良い)
⑥中学3年生の理科の試験問題 「有機物をできるだけ書きなさい」 → 「有機物、有機物、有機物、有機物、・・・・」(正解:一酸化炭素、二酸化炭素、炭酸塩、青酸、・・・・・)
⑦高校3年生の数学のテスト問題 「『チェビシェフの定理』を書け。」 → 「チェビシェフの定理」(これは、私が高校時代に実際に書いた解答) この解答で5点を頂きました。
おおらかな教育に直球勝負。