6月定例議会が閉会日を迎え、一般会計補正予算や人事案件などの議案、意見書や請願の採択について採決が行われました。 この採決時に、政治の真の姿が分ります。
意見書第9号は、「関西電力大飯原発所に係る再審査の実施及び運転の当否の判断を求める意見書」で、これを滋賀県議会として採択するか否か採決され、結果、否決されました。
意見書の内容は、「原子力規制委員会が6月19日に決定した『原発の新規制基準 』が、7月8日から施行されるにあたり、この新基準をきちんと守って欲しい。」というものです。
ただでさえ、原発については慎重な意見がある中で、原発の稼働を認可する訳ですから、審査基準を厳しくして慎重に認可して行こくのは当然です。
現在、国内で稼働している原発は関西電力大飯原発3号機・4号機だけで、この2機は暫定的・限定的に稼働を認められているもので、いわば仮免許で稼働しているに過ぎません。
当然、先ず、この2機がきちんと「新規制基準」を満たしているか審査されなければなりませんが、この2機は9月に定期点検に入るからという理由で、7月8日以降も稼働されます。
これはダメです。 新しい基準が出来れば、その基準に従い粛々と行うべきです。 特別扱いで、暫定的・限定的に稼働している原発に、更に特別な権利を与えるのは何故なのでしょう。
大飯原発に万が一の事故があった場合、多大な影響を受ける本県の議員なら、原発容認派の議員であれ、この様ななし崩してきなやり方には断固反対して頂きたかったと思います。
大飯原発に近い地域の議員さんもたくさんおられましただけに、否決されたことは誠に残念な結果でした。 県民の皆さまは、議員の活動をきちんと見られていると思います。
原発問題に直球勝負。

