公募校長、退職

※※※6月26日(水)市民相談5件、野洲LC例会※※※

4月に鳴り物入りの民間校長として就任した、大阪市立港緑小学校の千葉貴樹校長(38歳)が、「私がスキルを発揮できる場所ではない。」として、6月25日付けで退職しました。

校長公募は、橋下大阪市長の強い要望で、昨年7月に成立した「市立学校活性化条例」に基づき実施されており、昨年は全国から1290人が応募し、民間から11人が採用されました。

学校を経営する校長は、先ず、現場を熟知している者でないと務まらないのは当然の事で、如何に崇高な理念や素晴らしい計画であっても、現場を知らなければ絵に描いた餅です。

この観点から、教職経験の無い、教育現場を知らない人が、夢と情熱だけでやって行けるような職ではありません。 また、教育をビジネスとして考えるような人は、論外です。

この校長は、外資系証券会社出身だそうで、応募理由は、「グローバル人材を育成するために、(自分の)経験を生かし、英語教育に力を入れたい。」というものでした。

退職理由は、冒頭の他に、「若いから、各学年1学級しか無い小規模校へ配置された。」、「給料も経歴に関係なく、最低級(年間約750万円)で年功序列」と批判を口にしました。

さらに、自らの退職による混乱について、「不祥事を起こした訳でないので、謝罪する事ではない。」、「申し訳ないというより、残念な気持ち」と話すに至っては、何をか言わんや。

「申し訳ない」とは、子どもへの謝罪。 「残念な気持ち」とは、自分への後悔。 つまり、子ども達に対して申し訳ないと言うより、自分のやりたいことが出来なかった無念さを言っています。

正に、日本の教育の問題がこにあります。 どれだけ頭脳優秀であっても、この様に自分勝手な理屈を平気で口にするこの人こそ、再教育しなければならないと感じた方も多いのでは。

最近、この校長の様に、頭脳明晰で何でも知っている一方、大切な事が何も分っていない方が増えているようです。 ここの市長も又然り、この問題はそこに本質があると感じています

教育に直球勝負。