仏のとば?

※※※ 7月2日(土) 午前 : 「出会いの家後援会総会」出席 、 午後: 「日韓親善協会守山・野洲市部総会」出席 ※※※

 ばたばたと、こぜわしい毎日の合間をぬって、2週間程前に、ニンニクを収穫しました。

 昨年の9月頃に植えつけたニンニク、あまりの忙しさで収穫が遅れたのですが、大豊作でした。収穫後、暫く間、乾燥させておいた約200個、大玉12個をかごに入れ、土の付いた皮を剥く作業をしていると、例によって隣の家の子供達が、「とばさん、何してんの? (以前は、『おっちゃん』、でしたが、選挙後にお母さんが指導されたのか、「『とばさん』に昇格しました。)と寄ってきました。」待ってましたと、子供達と癒しの時間を過ごします。

 どうやら、子供達は、ニンニクの皮を剥きたいらしいので、幾つか渡してあげると、思いのほか熱中してしまいました。特に4歳の女の子は、かごの中から次々とニンニクを取り出し、黙々と皮を剥いてゆきます。思いの他上手に剥いてくれるので、「上手やね」とほめると、それがまた嬉しいのか、約1時間近くニンニクの皮を剥いていました。

 教員になりたての頃は、生徒の失敗を叱責し、短所を注意することばかりで、「鬼のとば」と呼ばれていましたが、晩年、特に、新設高校へ赴任した頃から指導方法が一変しました。それは、生徒指導主任を務めなければならない必要性からでした。

 そこで、徹底したことは、連合艦隊司令官 山本五十六の語録から拝借した、「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。」の精神です。やってみると、この方が生徒の心に近づけることを発見し、ほめ殺し作戦を実行。以後、「仏のとば」と呼ばれることになります?

 子供達の、興味・関心はどの様な事にあるのか、大人は中々分かりません。また、そこに無限の可能性も感じられ楽しみです。女の子2人はずっと、ニンニクの皮を剥いていましたが、やんちゃな5歳の男の子は、すぐ飽きてダンゴ虫を集めていました。

この子供達の豊かな成長のためにも、滋賀の教育に直球勝負。