鈴の鳴る道

※※※ 7月1日(金) 午前9時登庁 : 終日一般質問原稿執筆 、午後6時退庁 ※※※

 今日は、終日、会派室にて定例会の一般質問原稿の執筆に追われました。私にとっては、議員として初めて、議場で自分が思うところを述べ、皆さまの声を代弁できる記念すべき第1回目の機会です。議員として、最も尊重される権利でもありますので、しっかりと論陣を組み、県民の皆さまの代表として望みたいと決意しています。

 勿論、第1回目ですので、質問内容は「教育について」です。まだ、今日の段階では、質問内容を書くことはできません。詳しくは、後日、このブログでお伝えいたします。

 今回、一般質問の原稿を執筆するに当たり、私が教師の先輩として心から尊敬している、星野富弘さんの詩画集 「鈴の鳴る道」という本を、常にパソコンの横に置いています。1986年に出版されると同時に購入したものです。とても心が癒される、私の「心の常備薬」の様な本です。

 星野富弘さんは、1946年、群馬県に生まれ現在65歳。桐生高校から群馬大学へ進まれ、体育教師として中学校に赴任した1970年にクラブ活動(器械体操)の指導中に、頚椎損傷の事故に合い両手足の自由を失いました。その後は、病院で寝たきり生活を余儀なくされましたが、口に絵筆を咥えて、文字や絵を描き始められました。

 多分、皆さんもどこかで一度は、彼の作品をご覧になられたことがあると思います。彼の作品には、人間の裸の心が正直に文字で書き綴られています。人間の強さだけでなく、弱さ・醜さも綴られています。また、その絵は何とも緻密で、素朴。どうして、口に咥えた筆でこの様に描けるのかと感嘆します。

 この画集「鈴の鳴る道」の中で、私の好きな作品を5つ紹介します。

(1)私が、若手教員として、高校野球の指導に熱中していた頃、

 「ラジオから 流れているはずの、甲子園の歓声。私には ひまわりの中から 聞こえる。」

(2)私の、最愛の母を亡くしたころ、

 「誰がほめようと、誰がけなそうと どうでもよいのです。畑から帰ってきた母が、出来上がった 私の絵を見て、 『へえっ』と ひと声驚いてくれたら、それでもう、十分なのです。」

(3)私も、教員として悩んでいた頃、

 「花がきれいですねえ。誰かがそう言って、後ろを通り過ぎて行った。気がつくと 目の前に花が咲いていた。私は何を見ていたのだろう。この華やかな春の前で、一体何を考えていたのだろう。」

(4)私が、県会議員になってから、

 「泥だらけになって、ジャガイモを掘っていた時、ふと見上げた空が 手で触れそうなほど 近かったことを覚えている。高いところに憧れ、山の山頂に立ったとき、何にも無い空が 果てしなく遠かったことを 覚えている。」

(5)私に、いつか訪れる日に、

 「いのちが、一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった。いのちより 大切なものがあると知った日、生きているのが嬉しかった。」

 誰もが教育を平等に受けられる社会や意識を大切にしたい、その思いを知事に直球勝負。