感謝の野球

※※※4月4日(木)登庁、市民相談1件、同期会※※※

第85回記念選抜高校野球大会は、浦和学院高校(埼玉県)が初優勝して閉幕しました。 浦和学院高校の森士(おさむ)監督は、大学卒業後に同校のコーチを経て、1991年に27歳で監督に就任以来18回も甲子園出場を果たしています。

監督就任の一年目の1991年にいきな4強入りを果たすが、これ以降の16回はこの成績を超えられない状況が続いていたと伝えられています。 その理由は、「勝ちたい」というひたむきな気持ち」より、「負けたくない」という守りの意識が芽生えていた事だそうです。 (朝日新聞「ひと」より)

しかし、この意識が変わるきっかけが「東日本大震災」により開催が危ぶまれた2年前の第83回選抜高校野球大会です。 野球が出来る幸福を感じた事で高校野球の監督としての意識が決定的に変わったと述べています。 その後は、部員と共に定期的に被災地を訪れてガレキ処理などを手伝ってきたとものべられました。

森監督の優勝インタビューの言葉です。 「多くの経験から学び、あらゆる人達に感謝しています。 今日は、勇気を持って采配できました。」 素晴らしいコメントです。 甲子園は子ども達だけのためにあるわけではありません。 指導者は勿論高校野球関係者、保護者、地元住民まで、様々な人々が様々に学び、成長して行く場所です。

私も35年に渡り、高校野球に携わってきましたが、平成5年からスローガンにしていた言葉は「感謝の野球」です。 試合の勝ち負けより、野球が出来ることへの感謝の心を持とうという意味です。 ①野球が出来る身体を頂いたことに対する肉親、②共に切磋琢磨する上級生・同級生・下級生、そして、先輩、③自分を鍛えてくれる指導者や関係者。 この3者への感謝です。

森監督の言葉や姿勢は、正に、私が目標としてきた「感謝の野球」です。 優勝おめでとうございます。

感謝の野球に直球勝負。