火事場泥棒

 自民党・公明党は、明日(6月1日)にも管政権の不信任案を提出するとの報道があります。また、民主党内の一部の議員もこれに賛成する模様とも伝えられています。

 この度の東北・日本の危機に際し、「頑張ろう、日本」のスローガンのもと、全国民が絆を結び、戦っているこの時期に何故?と思われる国民の皆さまが多くおられるのではないでしょうか。この騒動、どの様に正当な理由を付けられるのでしょうか?

 震災対策・原発対策で世界中の注目を集めている最中、最も優先しなければならない被災者・被災地対策を後回しにするこの国の政治や政治家の在り様に国民は納得するのでしょうか?

 いかに、「危機の時に、この人ではダメだ」と野党がへ理屈をこね回しても、国民を納得させるだけの説得力はあるでしょうか?また、それ以上に理解できないのは、自分達が選んで党首とし、それを担いで首相にしておいて、今更自分達が選んだ党の代表をダメ人間扱いして引き摺り下ろす与党の仲間とは、一体何なのでしょうか?彼らの言う民主主義とはどのような手法をいうのでしょうか?

 震災・原発の混乱に乗じて政局を作り上げ、野党も与党も党利党略に明け暮れている政治状況を、(失礼な表現で申し訳ありませんが)まるで「火事場泥棒」のように感じるのは、私だけでしょうか?

 はてな?だらけの今日のブログです。私には、どう深く考えても、この騒動の意味が分かりません。正直、怒っています。

国政に直球勝負