いよいよ

    

今日は、終日、勉強会で過ごしました。

 午前中は、東日本大震災の被災地、福島県に対する本県の支援状況のについて、本県から現地派遣されていた職員の方々から、詳細な報告を受けました。                                新聞やテレビの報道で知ること内容とは、また、違った角度から支援・救援活動の在り方について学ぶことができました。

 地震・津波・原発、そして、風評の4つの被害の実態。想定外を想定しなければならない防災対策の在り方。そして、これら不慮の事柄に迅速に、的確に対応しなくてはならない行政力の重要性を改めて認識すると共に、この度頂いた職責の重さを痛感致しました。

 今回、被災地へ派遣され、ご活動頂きました本県職員の皆さま、本当にお疲れ様でした。         また、ご説明くださった土木交通部の職員の皆さま、懇切丁寧な説明を頂き、ありがとうございました。今日の報告・研修会を糧に、対話の会として、来る、5月5・6日に福島県へ入らせて頂きます。

 

午後は、第5回の会派会議の後、滋賀県衛生科学センターで、放射線に関する基礎知識の学習と同センターの取り組みおよび施設見学をさせて頂きました。

 今回の大震災に伴う原発施設の被害、そして、放射能の流出による、地域住民・地域自然の被害。これらの問題は、隣の福井県に関西電力の原発を有する本県にとっても、県民の暮らしと安全を守る観点から大変重要な課題です。                                                   国内各地の自治体で、脱原発の声があがる中、我々も原子力とは、放射能とは、放射線とは何か。今一度、科学的な学習も踏まえながら学ぶ必要性を強く感じました。

  しかし、それ以上に感銘を受けたのは、昭和40年代から今日までも、そして、今日も、地道に着実に大気や飲料水・食物中の放射線量を測定し、記録して頂いている職員の方々の真摯な姿勢でした。県民の皆さまの暮らしと命を守るために、職務に誇りと責任を持ち、黙々と仕事をされている施設と職員の姿に頼もしさを感じました。

    滋賀県衛生科学センターの職員の皆さま、長時間ご指導頂きましてありがとうございました。今回学ばせていただきました事、必ず、今後の県政に活かして参ります。

  さて、いよいよ明日から正式に、滋賀県議会議員として活動して参ります。                   4月10日に当選をいただいてから約20日間、一人前の議員としての基礎基本や政務勉強を中心に、先輩議員の皆さまのお力を頂き、徹底的に学んで参りました。 しかし、新米と言えども貴重な1議席という自覚のもとに、県民の皆さまのために一身を捧げて参ります。

 とば義明、研修期間中もブルペンで全力でウォーミングアップをして参りましたが、いよいよ、明日からはマウンドに上がります。とば義明の直球勝負をどうか見守ってください。

 今日も一日、「直球勝負」