大きくは、次の4つの支援内容です。(県庁:防災危機管理局資料から、4月19日現在)
1.避難者の受け入れ
2.人員等の派遣
3.物資の提供・搬送
4.県内諸団体からの支援
具体的な内容としては、
1.の避難者受入れ状況については、本件の受け入れ可能施設数(390)・人数(4236)に対して、4月19日現在、県営・市営住宅26戸に、17世帯42人の被災者の皆さまを受け入れています。
2.の人員等の派遣状況については、下記の各派遣を行っています。
①連絡職員の派遣 (関西広域連合の一員として、福島県災害対策本部)
②避難所支援職員の派遣 (福島市内の各避難所)
③消防援助隊の派遣 (緊急搬送)
④医療チームの派遣 (搬送拠点地)
⑤医療救護班の派遣 (救護所)
⑥給水車の派遣
⑦保健師等の派遣 (健康相談・心のケア、衛生面の支援活動)
⑧し尿処理の支援
⑨管理調査要員の派遣 (土木技術員による現地の管理施設の調査)
⑩心のケアチームの派遣 (被災者の心身の相談や治療)
⑪医師の派遣
3.の物資の提供・搬送については、以下の状況です。
①県備蓄物資の送付 (毛布・乾パン・米、医療用医薬品、科学防護服など)
②救援物資の搬送 (市町村・民間団体からの靴・食品救援物資など)
4.のその他、県内諸団体からの支援としては、以下のようなご協力がありました。
①滋賀県薬剤師会から、薬剤師のボランティアの派遣
②滋賀県看護協会から、災害支援ナースの派遣
③滋賀県環境事業協会から、し尿処理収集車車両等の派遣
④滋賀県薬業協会・滋賀県製薬工業協同組合から、一般用医薬品(薬・マスク他)等の寄付
⑤アークレイ(株)から、糖尿病血糖自己測定器の寄付
この度の未曾有の大災害は、地震・津波に加え、原子力発電事故の恐怖ももたらしました。
福井原発を近くに抱える滋賀県も同じような災害が起こるかもしれません。防災対策、原子力発電事故対策について、目下、猛勉強中です。
そして、今月30日に正式に県会議員として就任いたしましたら、直ちに被災地に赴き、被災地や被災者の状況をつぶさに調査し、県民の皆さまの命と暮らしを守る防災対策に取り組んでまいります。
先ずは、福島県の現地調査に臨むべく、鋭意準備中です。