昭和維新の乱

※※※2月26日(日)安田健一氏叙勲記念祝賀会※※※

 今日は、野洲市大篠原にお住まいの安田健一氏の「瑞寶単光章」受章祝賀会に出席させて頂きました。 長年に渡る消防団員活動、また、消防団長、滋賀県消防協会理事としてご精励頂いたことに対する叙勲で、誠におめでとうございました。 野洲市民・滋賀県民にとりましてもこの上ない栄誉と喜びでございます。

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 さて、今日は2月26日、「昭和維新」を目指し、陸軍青年将校が起こした、いわゆる「2・26事件」が起こった日です。 昭和11年2月26日午前5時、陸軍第1師団が中心となり、173名が一斉決起し、高橋是清蔵相他を射殺、鈴木貫太郎侍従長(後、終戦時の総理)に重傷を負わせるなどの行為を行い、以後4日間に渡り首相官邸や陸軍省などを占拠した事件です。

 当時も政治腐敗から、貧富の差が拡大し、農村は若い労働力が徴兵に取られ生産性が落ち、更に恐慌と飢饉でで農村が疲弊していました。 この様な状況下にも関わらず、上級軍人は重臣や財閥と結託し国政を歪めていると、若き将校達は考えて軍事クーデターを起こしたとされています。

 この状況は、「昭和維新」を目指した昭和11年当時の状況と酷似しています。 民主党政権に愛想を尽かし、かといって、自民党には戻りたくない、「反自民・非民主」の無党派層が増えています。 だから、橋下徹大阪市長の「維新の会」への期待がふくらむのでしょう。

 青年将校達の言い分です。 「我が国は、天皇陛下の統帥権の下に、神武の建国から明治維新を経て発展を遂げてきた。 しかし、近年、不逞凶悪の輩がいて、政治や経済を欲しいままにし、国民に塗炭の苦しみを味合わせている。 この国体の危機を救うために不義不臣を抹殺し、天皇陛下のご威光を遮っている悪人を取り除くことが、天皇の忠実な家来の勤めである。」 

 2・26事件は、軍の「命令と服従」の問題がありました。 実質的な首謀者真崎甚三郎大将は「知らん存ぜぬ」を通して無罪、青年将校だけが処刑されました。 この裁判で、ある青年将校は、「事件の原因は、国政を預かる為政者・陸軍大臣が堕落しているから発生したのであり、当局も責任を負わ無ければならないこと。」、「我々にとって、軍の命令は天皇の命令であり、今回もその命令に従っただけで、命令の善悪をその都度判断する立場にないこと。」の2点を挙げ、そして、「2度とこんなことが起こらないように、国家や陸軍は謙虚に反省し、堅実な国づくりを進めて頂きたい。」と結んでいます。

 しかし、この後の我が国は、陸軍が政治に介入して、太平洋戦争に突入して行きます。 

 地域政党に直球勝負。