皇帝の新衣装

※※※1月14日(土)越直美事務所応援※※※

 いよいよ、大津市長選挙を明日に控え、越直美さんの事務所も活気を帯びてきました。 先の立候補者3人による公開討論会では、「現大津市政の課題・問題・無駄の有無」についての問に対して、現職候補は「無し」他の女性2候補は共に「有り」との見解を示されたと新聞報道されました。

 私は、この違いはとても大きな問題と捉えました。 次の大津市長は今の大津市政に問題があると捉えて市政を担うのか、そうでないのかと言うこと、即ち「改革を行うか行わないか」、「現状維持か未来想像か」という政治姿勢の問題です。 大げさに言えば、市長選の争点はこの1点に有ると言えます。 

 例えば、大阪府知事選挙、市長選挙を振り返ってみれば明白です。 改革派の橋下氏も現職の平松氏も、立場は違えどお互いに大阪市政に問題有りとして改革の立場で選挙を戦われました。 大津市政に大きな課題や問題はないという見解で選挙を戦われるのなら、この点のみでも市民の大きな判断材料になると感じました。

 さて、アンデルセンの童話「裸の王様」がありますが、これは和訳で原題は「皇帝の新しい衣装」ということです。 この童話の中で、布織り職人が王様をまんまと言いくるめ、王様とその一行は新しい衣装など存在しないことに気付きながら、パレードを止めることもできずに行進を続けました。 「大津市政に問題は無い。」という言葉が危ういことを知りながら選挙戦を突き進むならば、正に「皇帝の新しい衣装」のストーリーの現代版でしょう。 そんな事をしみじみと感じました。 

大津市長選に直球勝負。