水防殉職者追悼法要

※※※9月25日(火)※※※

昭和28年の台風16号台風の大雨による野洲川決壊に立ち向かい、犠牲になられた3人を追悼する「水防殉職者追悼法要」が野洲市安治(あわじ)の善福寺で営まれましたので参列させて頂きました。

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昭和28年災害とは、この年の9月15日に、本県を直撃した台風16号の大雨により野洲川が決壊し、野洲市・守山市に甚大な被害をもたらした水防災害の事です。

この夜、野洲川決壊に備え、野洲川堤防で監視活動を続けていた地域住民3名が、水量を増した野洲川の決壊により濁流に呑み込まれ殉職されました。

この殉職された3名の方々を弔うために作られたのが野洲川記念公園で、例年、9月25日に追悼法要が営まれています。

この昭和28年災害がきっかけとなり、国家プロジェクトとして野洲川の大改修が行われ、現在、野洲川流域に住む我々は、安心して生活をしています。

今年は65回目を迎え、また、雨のため殉職者3人の菩提寺でもある、野洲市安治(あわじ)の善福寺で営まれました。

これも、尊い3名の死が無駄にされることなく、生かされたものと感謝の気持ちを込めて参列してきました。

また、近年の台風の多さ、凶暴さを目の当たりににし、今更ながら、水害の恐怖を考える機会となりました。 合掌。

水防殉職者の御霊に直球勝負。