天候デリバティブ

※※※8月20日(月)※※※

気象庁の野球大会が、雨で延期されました」 これは、今は亡き、桂枝雀師匠の高座でのクスグリの一節です。

さて、ここ2~3日の天気予報が全く的中しません。 勝手なもので、予報に反して晴れると「儲けた」、都合が悪く外れた場合には、「どうなってんねん」となります。

もう10数年も前の事ですが、銀行や商社が「天候デリバティブ」という保険を計画したことがあったと記憶しています。

例えば、その夏に何日「熱帯夜」があるかを予想し、これに投資家が投資する。 実際の熱帯夜が少なければ、投資家には下回った日数分のお金入る。

また、家電メーカーが契約すれば、冷夏でクーラーや扇風機が売れなかった場合には、保険金が入る。

一方、ゴルフ場との契約では、一定以上の高温度を記録すればプレーヤーに「お疲れ様代」が、支払われる、等の仕組みだったと記憶しています。

今夏は、猛暑・酷暑でしたが、この保険制度があればどうなっていたことでしょうか。 大もうけだったかも知れません。 

下駄飛ばしに直球勝負。