政治家の言葉の軽さ

※※※6月26日(火)※※※

「政治は言葉」だと言われます。 自らの理念を万民の心にどの様に響かせるのか、これが政治家の力量だとも言われます。

しかし、森友・加計学園問題以降の政府与党の幹部の発言はひどいものがあります。 特に、今国会の延長を決めた直後から、J党幹部から極めて緊張感を欠く発言が相次いでいます。

先ずは、麻生副総理は「延長国会」を「ロスタイム」と言い放ち、このロスタイムに失言しないようにと述べ、笑いを取ろうとしました。

また、30歳前半までの有権者について、「一番新聞を読まない世代。 全部新聞を読まない人は、全部自民党なんだ」とも放言しました。

この方は、ご自分のこのセンスのなさが問題発言を産んでいることを、いつになったら気付くのでしょうか。

さらには、今日、二階幹事長は東京都内で行われた政治評論家との対談で、人口減少問題に関し「この頃、子どもを産まない方が幸せに(生活が)送れるのではないかと勝手なことを考えている人がいる」と述べました。

正に暴言です。 ご自分の所属する党の総裁にもお子さんがおられません。 彼は勝手な発想で子どもをつくっていないのでしょうか? そうではないですよね。

そんなことにすら頭が回らない老政治家の妄言としか言いようのない発言です。 もう政治の場から退場されることを臨みます。

政治家の発言に直球勝負。