「かんじんかなめ」を国語辞典を引くと、「肝心要」と出てきますが、私は「肝腎要」と思い込んでいました。
「肝臓」と「腎臓」、この2つは人間の一番大切な内臓であり、そこには人間の心、魂、精神が宿ると考えられていたことから、この言葉ができたと学んだ記憶があります。
しかし、今では「肝臓」と「心臓」が、人体の大切な内臓としてとらまえられているのでしょうか。
「いっしんどうたい」は、「一心同体」ではなく「一身同体」、「あくたい」も「悪体」ではなく、「悪態」はですので、ご注意を。
では、以下、簡単な漢字テストに挑戦して下さい。
日常的な漢字には、「意外・以外」に「誤り・過り」が多くありますが、「誤ち・過ち」を改めるためにも、かつて学んだ漢字の知識を再点検しなければなりません。
今更なんて「悪体・悪態」をつかず、「悪行・悪業」は、「新むる・改むる」に「憚る・幅かる」ことなかれ。
漢字の精神に直球勝負。