教育問題は、私の政治活動の1丁目1番地です。 そんな私のライフワークは「Q-Uテスト」の導入です。 そこで、この「Q-Uテスト」について、紹介します。
私が教員をしていた時代(1977~)は、学校における子供との関わり方や学級運営は、いわゆる「教師のカン」に委ねられていました。
しかし、近年は、子どもの抱える問題が多様化した上に、外部から見えにくくなっており、また、いじめや不登校、自殺などへの早期発見と早期予防の必要性も叫ばれています。
この様なことから、教師のカンのみに頼るのはなく、テストというより科学的で客観的な情報をもとに子供への関わりや学級経営を見直そうという新しい試みが進められています。
その一つが、図書文化社が出している「Q-Uテスト」で、子どもと学級集団を理解し、必要な支援のための校内連携を検討して、実際に支援する体制を構築するために取り入れられた心理テストです。
教師のカンのみに頼るのはなく、テストというより科学的で客観的な情報をもとに子供への関わりや学級経営を見直そうという新しい試みです。
Q-Uテストとは、「questionnaire-utilities tesut」の略で、子どもが楽しい学校生活を送るためのアンケート式心理テストです。 「Q-Uテスト」と、「ハイパーQ-Uテスト」の2種類があります。
Q-Uテストでは、①学校生活意欲尺度(やる気のあるクラスをつくるためのアンケート)、②学級満足度尺度(いごこちのよいクラスにするためのアンケート)という2つの尺度で構成され、学級診断アセスメントとして活用できる、学級経営に有効なデータが得られるようになっています。
費用は、1人につき、検査用紙+診断:各検査310円(検査用紙105円+コンピュータ診断205円)がかかります。 通常、1年で2回実施します。
子ども理解に直球勝負。