身を捨ててこそ

※※※9月28日(木)※※※

遂に民進党が身を捨てました。 前原代表は、今日の記者会見で、「名を捨て、実を取る」、また、「身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」と発言しました。

身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」という諺の意味は、「一身を犠牲にするだけの覚悟があって初めて、活路も見出せる」ということです。

この言葉の出典は、空也上人絵詞伝という歌の「 山川の 末に流るる 橡殻も 身を捨ててこそ 浮かむ 瀬もあれ」からだそうです。

この歌の意味は、「山あいの川を流れてきたトチの実は、 自分から川に身を投げたからこそやがては浮かび上がり、こうして広い下流に到達することができたのだ」です。

「浮かむ瀬」は原歌では、「仏の悟りを得る機縁、成仏の機会」の意ですが、これを「窮地から脱して安泰を得る」という、世俗一般のこととして、この諺は使われています。

「自分を大事と思って、我(が)に執着していては、なかなか道は開けてこない」という教えです。( 『成語大辞苑』主婦と生活社から)

さて、この身を捨てる覚悟の懸け、吉と出るか、凶と出るか。 正に政治の世界は何が起こるか分かりません。 一寸先は、真っ暗闇です。

実を捨てる政治に直球勝負。