岐阜県にある大垣教区大泉寺(真宗大谷派)にある伝道掲示板掲げられた「常識は破っても構わないが、非常識であってはならない」という言葉が話題を呼んでいます。
これは、ミュージシャンであり、齢10万歳を超える悪魔として知られるデーモン小暮閣下のお言葉だそうで、この言葉を張り出したと大泉寺のTwitterで報告した様です。
これに対しTwitterの反応は、「素晴らしいお言葉」、「さすが閣下」と称賛する声や、「お寺が悪魔の言葉を掲げるのか」という驚きや困惑の書き込みもあった様です。
また、「常識は破っても構わないが非常識であってはならない」というデーモン閣下のお言葉を、正にまさに実践しているとの声もある様です。
しかし、そもそもお寺が悪魔の言葉を貼り出してもよいものなのか?
仏教における「言葉の悪」は、①人を惑わす言葉の 「妄語(もうご)」、②中身を伴わないキレイごと「綺語(きご)」、③両者を仲たがいさせる言葉「両舌(二枚舌)」、④他者を傷付ける言葉「悪口(あっく)」の四つだそうです。
大泉寺は、「これらのどれにも当てはまらないので、寺での掲示は教義的にも問題ありません」との見解を示されています。
また、過去にも「My Little Lover」や「THE YELLOW MONKEY」の歌詞から引用したこともあり、芸能人だからという固定観念に囚われない、常識に拘らない姿勢も示されています。
「常識は破っても構わないが非常識であってはならない」というデーモン閣下のお言葉を、正にまさに実践している大泉寺に「超いいね」。
常識の打破に直球勝負。