晋作の熱き生涯

※※※4月12日(水)※※※

今日は幕末の志士、高杉晋作の命日です。 享年、27歳。 とても若くして亡くなっていることに驚きます。 死因は肺結核だったそうです。

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新作の辞世の句は、「面白き こともなき世に 面白く 住みなす者は こころなりけり」とされていますが、実は未完の作であったそうです。

先生を 慕(おも)ふて ようやく 野山獄」 これは死の3年前に投獄され、失意の底で詠んだ俳句です。「野山獄」とは長州藩の罪人を投獄した監獄。 先生とは勿論、吉田松陰です。

死んだなら 釈迦と孔子に 追いついて、道の奥義を 尋ねんとこそ思へ。」 これは、病床で詠んだ短歌ですが、ユーモアとプライドのある歌だと感じました。

吉田松陰、坂本龍馬や西郷隆盛等々、大学時代にはまった幕末史や勤王の志士達の物語の中でも、私は長州藩で騎兵隊を組織・指導した高杉晋作の生涯にとても興味を引かれました。

さて、長州の血を引く宰相を戴くわが日本国。 晋作が今日の日本の政治状況をみたらどの様な感想を持ったでしょうか? 「面白きこの世」とは言わないと思いますが・・・・・。

晋作の熱き生涯に直球勝負。