教員の就業環境

※※※4月2日(日)※※※

文科省の統計資料などを基にした「先生が働きやすい都道府県ランキング2017」(2017年3月20日)という記事が目に付きましたので、紹介させて頂きます。

ランキングは、公立学校教員の就業環境に関連する「給与・財政環境」、「職場環境」、「児童・生徒環境」、「家庭・地域環境」の4分野、合計26項目で評価されています。(各項目の数値を4段階に分けて点数化し、総合点数で評価)

【総合ランキング】第1位は山口県の135P(ポイント)で、分野別にみると、給与・財政が16P(第4位)、職場環境が66P(第1位)、児童・生徒環境が27P(第3位)、家庭・地域環境が26P(第3位)、第2位は福井県124P、第3位は秋田県の120Pでした。

【分野別に見ると、給与・財政の第1位は東京都で20P、職場環境の第1位は山口県で66P、児童・生徒環境の第1位は秋田県で31P、家庭・地域環境の第1位は福井県の27Pでした。

①「給与・財政環境」は、「給与等」「財政等」の2つの小分野に分け、小・中学校教諭(大卒)初任給基準額や都道府県の財政力指数など、5項目で評価。 → 1位 東京都(20P)、2位 新潟県(18P)、3位 福島県(17P)

②「職場環境」は、「職場環境」・「ICT整備状況」・「研修・研究」・「校内連携」・「新・学習指導要領への対応」の5つの小分野に分け、精神疾患による休職率や授業研究の実施状況など、12項目で評価。 → 1位 山口県(66P)、2位 山梨県(56P)、3位 福井県(54P)

③「児童・生徒環境」は、「学力等」・「生徒指導等」の2つの小分野に分け、全国学力・学習状況調査の正答率や暴力行為の発生件数など、5項目を評価。 → 1位 秋田県(31P)、2位 福井県(29P)、3位 山口県(27P)

④「家庭・地域環境」は、「家庭環境」・「家庭・地域の協力等」の2つの小分野に分け、就学援助の児童・生徒割合や学校ボランティアへの参加状況など、4項目を評価。 → 1位 福井県・島根県(27P)、3位 茨城県・栃木県・岐阜県奈良県・山口県・愛媛県(26P)

このランキングを見ていると、児童生徒の学力テスト上位県(秋田県・福井県)が目立ちます。 さて、滋賀県教員の就業環境はどの様な状況だったのでしょうか。

教員の就業環境に直球勝負。