論理的能力の欠如

※※※3月29日(木)※※※

昨日の参議院決算特別委員会での野党の質問に対する首相の答弁には、唖然としました。

「森友学園」に関する質問の中で、「昭恵夫人から籠池氏に100万円の寄付があったかどうか」についての答弁です。

安倍首相は、「こちらは寄付はしていない。」、「籠池氏が寄付が『あった』と言うのなら、『あった』と言う側が証明しなければならない。」

「『ない』ものを証明せよ、と言うのは、『悪魔の証明』だ。」と述べました。

一方で、民進党の辻元氏が森友学園系列の幼稚園視察時に無断進入したとされる情報についても、100万円寄付の情報と同じだとしました。

そして、「学園側が無断進入が『あった』としている以上、『ない』とする辻元氏は『ない』ことを証明しなければならない。」と発言しています。

自分の時は『あった』とする側に証明責任があると言い張り、他人の時には『ない』とする側に証明責任があると言い張る矛盾。

自分の論理性や言語能力、政治的資質が全く分かっていないとしか言い様がありません。 唖然、驚愕を超え、もう滑稽としか言えません。

非論理的発言に直球勝負。