ボタンの掛け違い

※※※2月28日(火)※※※

「2月は逃げる」と言われますが、早いもので2017年も早2ケ月が過ぎました。

今日は2月定例議会の一般質問の4日目が行われました。 そこで、ある議員からこんな質問が出されました。

2024年にお開催予定の2順目「国民体育大会」、「全国障害者スポーツ大会」の主会場が予定されている彦根市の県立総合運動公園陸上競技場の問題です。

具体的には、この用地に隣接する「彦根市立体育館の撤去問題」と「新たに購入する土地問題」です。

(1)「彦根市立体育館の撤去問題」については、①この施設が現在稼働率100パーセントで、市民の健康つくりにとって欠かすことのできない貴重な施設であること、②この施設の耐震化工事は、3年前に6400万円を投じたばかりであること、が挙げられました。

(2)「新たに購入する土地問題」については、①この土地は1億6千万円もの公費を投じて土地改良事業が行われたばかりであり、その土地を今度は県が買い上げることは、法的に許されるのか、②税金を投じて土地改良事業を行い価格が上がった土地を買い上げると言うのは、公金の使い方としてどうか

③しかも、この土地改良工事の契約が行われた、そのタイミングで土地購入の計画が公表されると言うのは、無駄を承知で土地改良事業が行われたことではないのか、が挙げれました。

いずれも大変重大な問題だと感じましたが、そもそも、大津市に計画中の県立体育館、県立プールの問題も、この地を「主会場」と決定したことに起因していると感じています。

最初のボタンの掛け違いが大問題となってきました。

国体主会場問題に直球勝負。