トランプとゴルフ

※※※2月7日(火)※※※

安倍首相が2月10日に予定している日米首脳会談の後に、トランプ大統領と共にゴルフをする方向で調整していることついて、賛否両論が出ています。

賛否両論があることについて、とても不思議に思います。 「トランプとのゴルフは絶対にするべきではない」と考えるからです。

しかし、首相に近い党幹部は「いろいろと批判が出てもゴルフはやるべきだ。首脳同士は信頼関係が全てだ」と語るなど、首脳間の親密さが増せば、外交上、大きなメリットになるとの見方から賛成の意見が多い様です。

しかし、今、トランプ大統領の言動で世界中の人々がどの様な思い出いるかを考えたら、日米間のメリットより、世界各国とのデメリットの方が大きいことは明白です。

それを、よりによって、世界中が疑心暗鬼になっている人物とゴルフをすれば信頼関係が築けるなんて、丸で場の空気を読めない愚か者そのものです。

何と言う浅はかさ、愚かさ。 「自分の国だけ良ければ」と言う、国益を大きく損なうこの愚かさは、トランプ大統領の愚かさと大差はありません。

民進党の大串政調会長は毎日新聞の取材に対し「個人的な関係構築はいいが、ゴルフが世界に対してどんなメッセージになるのか、ちょっと心配だ」と語った様ですが、「ちょっと心配」だなんて、こちらも空気の読めない万年野党ボケ発言。

社民党の又市幹事長は、7日の記者会見で「欧州の首脳が同盟国だからこそトランプ氏を厳しく批判する姿勢に比べ、みっともない」と述べた様ですが、「みっともない」どころではありませんので、こちらもピンとはずれ発言。

どいつもこいつも、とんでもない認識なことに呆れてものも言えません。 こんな「対米追随外交(ポチ外交)」は、世界の失笑と不評を買い、日本の利益を損なう政治手法です。

トランプとのゴルフは絶対にするべきではない」、これは、世界の常識です。 国会は、断固反対すべし。

節操のない外交に直球勝負。