本日付けの産経新聞の記事によると、「与党は昨日、北陸新幹線で未着工となっている福井県敦賀市以西の延伸について、同県小浜市から南下し京都経由で新大阪に至る『小浜・京都ルート』とする方針を固めた」と伝えられています。
その理由として、利便性や投資効果など新幹線の着工条件で最も優れていると判断したとのことです。
これを受けて、12月下旬の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームで最終決定し、政府・与党で合意される見通しとされています。
この情報の真偽は分かりませんが、現在でも、米原ルートを強く支持して、交渉している我が県としては、はなだだ心外です。
敦賀以西の延伸ルートをめぐっては、「小浜・京都ルート」のほか、米原駅で東海道新幹線につなぐ「米原ルート」と、小浜付近から舞鶴市(京都府)を経由して新大阪に至る「小浜・舞鶴ルート」の3案に絞ぼられていました。
これによると、国土交通省の3ルートの試算では、「小浜・京都ルート」は建設費が約2兆700億円で、約6千億円の「米原ルート」の約4倍強かかります。
また、所要時間も「米原ルート」が最短で、運賃も格安となることは明白です。
この新聞記事が意図していることは何なのでしょうか? 政府与党の関係者のリークかとも感じますが、如何なものでしょうか?
多額の税金が投入される巨大プロジェクトですから、与野党も交えた透明性のある決定を強く要望します。
米原ルートに直球勝負。