日本人の時間観

※※※10月14日(金)※※※

日本人は、時間を守ることに厳格であると言われます。 実は、私も会議時間や人との約束時間を破ることが大嫌いで、これは、両親の気質を受け継いだものと言えます。

特に母は必ず約束時間の5分前行動を実践していました。 人工透析をしていた19年間でも、待合室まで迎えに行くからと言っていても、必ず、病院の玄関で立って待つような人でした。

律儀と言うか、他人を煩わせることが嫌いと言うか、正に世界から評される日本人そのものです。

さて、滋賀県議会は昨日閉会しましたが、開会予定の午前10時を大きく遅れ、11時40分に開会されました。

その理由は、1本の意見書に対して、ある会派の意見がまとまっていないので、話し合うから時間が欲しいとの理由からです。

閉会日までに、意見集約をしておけば良いだけのことですが、会派外の議員や県庁職員に対する迷惑なんかお構いなしです。

私の母が観ていたらなんて言うでしょうか。 「あんたら、ええ加減にしいよ。」と一喝することだけは、間違いありません。

さて、「国際会議で、もし、各国の代表者が遅刻した場合、それぞれどの様な対処をするか」という、時間に対する国民性を表したジョークです。

米国人 → 内容を薄めて時間内に収める。 英国人 → 普段通りに喋り、途中で止める。 独国人 → 普段の2倍の速さで喋り終える。

仏国人 → 普段通り喋り、時間を超えても終わらない。 伊国人 → いつもの雑談を止めれば、時間内に収まる。

日本人 → そもそも、遅刻はあり得ない。

時間厳守に直球勝負。