一衣帯水の精神で

※※※9月21日(水)※※※

台風に次ぐ台風の襲来で、昨日も日本全国大雨の一日でした。 連日、大雨に対しての監視活動をされている県職員、各市町の消防関係者の皆さん、本当にご苦労様です。

さて「一衣帯水」という言葉があります。 「衣帯」とは、衣服の帯のこと。 「」とは、川・海のこと。

つまり、「一衣帯水」とは一筋の帯のように細く長い川や海峡の意味です

転じて、隣接した領地の間には、一筋の細い川程度の隔たりがあるだけで、極めて近接した関係にあることを表します。

瀬田川から宇治川、淀川と流れるびわ湖水系の京都府、大阪府は、正に滋賀県とは一衣帯水の関係です。

また、最近の原発問題を考える時、滋賀県と福井県も「一衣帯水」というか、「一衣帯風」(私の造語)の関係にあると言えます。

しかし、大飯原発に拘わる福井県知事の発言を聞いていると、「自分たちの地域だけを考える政治などはあり得ない」と突っ込みたくなります。

政治家として、自分の地域の事だけ、今だけ、お金(補助金)だけに止まらず、大きな視点から、大所高所の判断が出来るか否かでしょう。

県政に直球勝負。