成熟した人間論②

※※※9月15日(木)※※

9月13日の続きです。 作家、曽根綾子氏の著書「人間にとって成熟とは」の中で野田聖子衆議院議員について語っています。

~ ~ ~ 自民党は野田議員と改憲案の矛盾を解消するために、野田議員に子供の延命治療を中止するよう勧告するべきだ。

どうせこのまま生きていても長生きはできないし、治療費がさらにかさんで国民が迷惑を被るだけである。

それよりも子供なんかさっさと死なして日本のために死んだと持ち上げたほうが自民党の勝利に貢献することになる。

だから野田議員は決断をするべきである。 母親としてよりも国家公務員としての立場が優先されるのは当然なのだから。 ~ ~ ~

安倍政権は、教育政策の目玉としてこれまで「教科外活動」だった「道徳」を、成績評価対象の「特別教科」に格上げすることを決定しました。

「道徳」の教科化に向け、2014年から文部科学省は「私たちの道徳」なるタイトルの教科書を制作し小中学校に配布していますが、その中学生版に曽根氏が「誠実」のお手本として登場しているそうです。

つまり、障害を持つ人々に対するこの方の様な考え方が、「成熟した人間の考え方」であり、「誠実な思考」であり、我々が見本とすべき「道徳観」という訳です。

成熟した人間の考え方に直球勝負。